Power BIって難しそう…と思っていませんか?
今回は、無料で使える Power BI Desktop を使って、初心者の方でも数分でできる「商品カテゴリ別売上」のグラフ作成手順をご紹介します。
まずは楽しみながら「触れてみる」を体験してみましょう。
事前準備:Power BI Desktopをインストール
Power BI DesktopはMicrosoftが提供する無料アプリです。
まだインストールしていない場合は、以下の公式ページからダウンロードできます。
Power BI Desktop のダウンロードページ(Microsoft公式)
※ Windows専用アプリのため、Macでは利用できません。
Web版(Power BI サービス)もありますが、一部機能は有料となる場合があります。

それでは、具体的な使い方を見ていきましょう。
実際にアプリを作成する方法
(ステップ解説)
以下のようなExcelファイルを用意します(10行ほどのミニデータでOKです)

Step 1:ExcelファイルをPower BIに読み込もう!
1. Power BI Desktopを起動
2. メニュー上部の「ホーム」→データソースを選択する→「Excelブック」を選択

※上記で作成したエクセル を選ぶ
3. プレビューの項目を選択し、「読み込み」をクリック

Step 2:棒グラフを作成しよう
4. 「レポート」ビュー画面で、左側の縦棒グラフアイコンをクリック
「視覚化」→「ビジュアルのビルド」の集合縦棒グラフアイコンをクリック

5. 空のグラフが表示されるので、「データ」から以下をドラッグ
X軸 → 商品カテゴリ
Y軸 → 金額
商品カテゴリごとの売上グラフが自動で生成されます

Step 3:タイトルと色をカスタマイズしよう
タイトルを変更する
6.「視覚化」→「ビジュアルの書式設定」→「全般」をクリック
7.「タイトル」を展開し、テキストを「商品カテゴリ別の売上」などに変更
必要に応じてフォントサイズ・色を調整します

色を変更する
8. 「視覚化」→「ビジュアルの書式設定」→「ビジュアル」をクリック
「列」を展開し、カテゴリとカラーボックスをクリックし、お好きな色に変更

Step 4:グラフ完成!
カードや円グラフ、日付で絞り込むスライサーなどを加えれば、本格的なレポートの第一歩が完成します

Power BI Desktopで作成したレポートは、Power BIサービス(Web上の共有機能)に発行することで他の人と共有することもできます。
ただし、サービスの一部機能は有料ライセンス(Power BI Proなど)が必要です。
まずは無料の「Power BI Desktop」で気軽に作成・体験してみるのがおすすめです!
まとめ

Power BI!はじめの一歩ガイド
Power BIでのレポート作成、意外と簡単だったのではないでしょうか。
Excelでもグラフは作れますが、Power BIを使えば、より見やすく・比較しやすい形でデータを整理でき、情報の伝わり方が格段にアップします。
「1枚作れた!」という達成感をきっかけに、スライサーやカード、他のデータ分析へとステップアップしていけますよ。
Power BIは、使えば使うほど頼れるパートナーになってくれます。ぜひ楽しみながら、いろいろなレポートを作ってみてください!